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FSSC22000とは?
- 食品安全システム認証規格である「FSSC22000」は、食品安全マネジメントシステム規格であるISO22000:2005とPAS220:2008を統合したものをベースとした、食品製造業者のための最新の認証スキームです。
- FSSC22000のスキームは、CIAA(EU食品・飲料産業連合)の支援を受け、FFSC(Foundation for Food Safety Certification) が開発・運営をしており、GFSI(Global Food Safety Initiative)によって2010年5月27日に承認を受けています。
- ご存じのISO22000は食品安全危害を管理・減少させ、コンプライアンスを確実にするための事業管理ツールです、一方、PAS220はISO22000の要求事項7.2.3のa)からk)のPRP(前提条件プログラム)の要求事項を明確(具体化)にするために開発されたもので、製造工程中の食品安全リスクの制御を支援し、ISO22000規格のフードチェーン中の食品製造企業の食品安全をより強化するために設計されました。いわゆる、FSMS(食品安全マネジメントシステム)を補完するものです。
- そのプログラムは、主要な食品小売業者やブランド力のある食品企業に製品を供給する(または供給する予定のある)食品製造業者のために設計されています。
- ISO22000の認証取得企業がFSSC22000認証スキームに合致するためには、PAS220の要求事項に対する追加のレビューのみが必要になります。
- PRPやGMP、HACCPのような食品安全プログラムをすでに保有している組織は、そのプログラムを基盤として使用することができ、ISO22000とPAS220を合わせた要素を既存のシステムに組み込むことができます。
- 現在多くの食品製造企業は、様々な顧客(例えば、量販店各社)からの要求事項(それぞれ異なった第2者監査内容)を満たさなければなりませんが、これにより、複数の審査やシステムが生まれ、コストがかかる原因となっています。
- FSSC22000は、※1GFSI(Global Food Safety Initiative)によって承認されているため、FSSC22000認証を受けることにより、ひとつの国際的に認められた食品安全マネジメントシステムのもとで、複数のグローバル小売業者や有名ブランド食品企業の要求事項を満たすことができる食品製造業としてのメリットがあります。
【参考】
- ※1:世界で唯一の独立した食品のネットワークである※2TCGFが運営する非営利団体のこと。
- ※2:TCGF(The Consumer Goods Forum:2009.6.18発足(旧 CIES))は、本部をパリに置き、約650社、70カ国の会員数を誇る食品小売業界の国際ネットワークであり、国際的な食品流通において大きな影響力を持つフォーラムであり日本企業でも大手の小売企業、製造メーカ企業が参加している。
FSSC22000導入メリット
《FSSC22000の導入支援事業のシステム内容》
- 企業様の現状確認分析を行い、以下の現状別に支援期間が決まります。
- 一般食品企業様でHACCP、ISOなど取得を全くされていない場合は、支援開始から、審査申請までの期間を3年(36ヶ月)を目途としております。
- HACCP手法の導入又はHACCP認証を取得されている企業様の場合は、支援開始から審査申請までの期間2年(24ヶ月)を目途としております。
- ISO9001又はISO14000を認証取得されている企業様の場合は、支援開始から審査申請までの期間1年半(18ヶ月)を目途としております。
- ISO22000を認証取得されている企業様の場合は、支援開始から審査申請までの期間6ヶ月を目途としております。
- 導入支援費用
どの場合でも、1ヶ月50,000円(消費税、旅費別)で行っております。